2023.01.01

畳のお手入れ方法

普段のお手入れは乾拭きで!

い草は田圃で刈り取った後、白土で練り上げた水の中につけ、乾燥させます。
その白土が中まで浸透し、汚れを防ぐ保護剤の役割を果たしていますので、
普段のお手入りは,掃除機を畳の目に沿ってかけた後,乾拭きが良いでしょう。
新しい畳表は、使用する前に固く絞ったタオルで、
2~3程度ふき取ってからご使用下さい。

汚れがひどくなったときは

どうしても汚れがひどくなった時は、雑巾を固く絞って、拭きます。
洗剤類は嫌いますにで、酢をうすめた液で、手早く拭き採りましょう。
インクをこぼしたときは、牛乳をタオルに染みこませ拭きましょう。
クレヨンは、クリームクレンザーをごく少量、布につけふき取りましょう。
油類は、小麦粉やベビィーパウダーを振りかけ、
充分に液体を吸い込ませたところで、掃除機等で吸い取れば処理できます。
多少のへこみ《家具等の凸凹》であれば、硬く絞ったタオルで被い、
スチームアイロンをかけると元に近い状態に復元します。

カビが発生!どうしよ?

カビやダニは空気中に含まれている微生物が原因と言われています。
あわてて拭かないで下さい。まずは、部屋の風通しを良くして除湿しましょう。
十分に乾燥した時点で、ほうきで掃き取り、から拭きをして下さい。
畳は湿度の高い時は湿気を吸収しやすいので、部屋や床下の風通しを良くすることが大切です。こまめに風を入れる事をお勧めします。

ダニを防ぐ上手な方法は!

ダニは、湿気が多く風通しが悪く、高温で暗い場所を好みます。
そこで、梅雨時でも天気の良いには窓等を開け、風通しを良くして、
室内を除湿し毎日丁寧に掃除をすることを心がけしましょう。
また、畳の上に,ジュータンを敷くことはダニ発生の温床になるので避けて下さい。
ダニが発生してしまったら、高温殺菌でダニを退治できます。
畳乾燥機を備えていますので、ダニなど何でもご相談ください。

お部屋の空気を綺麗に!

畳には、室内の空気を浄化する機能や、鎮静効果、吸放湿性などの特性を持っています。い草は天然植物ですので、日の強く当たる所から色が変わって来ますので、
直射日光は成る可く避けるよう心がけて下さい。