2023.01.01
畳 表
イ草表
単子葉植物・和名イ草の通称である。湿地や浅い水中に生える植物で、
泥に根を下ろす。先のとがった細い茎ばかりが束になったような姿をしています。
実際にはこの針状のものは花茎に当たる。茎は地下茎となっており、
多数の花茎を地上に伸ばす。葉はその基部を包む短い鞘状のものに退化しており、
外見上はないように見える。花茎は円柱状で真っすぐに伸びる。
緑色で表面にはつやがあり、すべすべしている。この特性を生かし、
藁や菰に変わり、貴重な商品として扱われ、書院造りの普及や茶道の発展などにより畳の需要が増えて行きました。
低湿地帯の気候や、草栽培に適していて、多くの川が流れ、
水に恵まれていたという自然条件が整った地方で精製されていった。
備後(岡山)備中(香川)に広がり、現在は熊本地方が特産地に成っています。
泥に根を下ろす。先のとがった細い茎ばかりが束になったような姿をしています。
実際にはこの針状のものは花茎に当たる。茎は地下茎となっており、
多数の花茎を地上に伸ばす。葉はその基部を包む短い鞘状のものに退化しており、
外見上はないように見える。花茎は円柱状で真っすぐに伸びる。
緑色で表面にはつやがあり、すべすべしている。この特性を生かし、
藁や菰に変わり、貴重な商品として扱われ、書院造りの普及や茶道の発展などにより畳の需要が増えて行きました。
低湿地帯の気候や、草栽培に適していて、多くの川が流れ、
水に恵まれていたという自然条件が整った地方で精製されていった。
備後(岡山)備中(香川)に広がり、現在は熊本地方が特産地に成っています。
縁無に適した表
七島表はカヤツリグサ科に属する多年生草本、
「七島イ」を原料として作った表で、「七島イ」は「琉球イ」 「三角イ」「豊後イ」とも言われ、普通のい草の断面が丸いのに対し三角形の断面を持ち、
これを半分に裂いて乾燥させ、選別した上で麻糸を経糸に織上げます。
この七島イはもともと 琉球(沖縄)で栽培されていたものが、
鹿児島の南部から 大分に渡ってきたものです、そのときの名残で(琉球)から渡って来た七島イを用いた畳表を琉球畳と呼びます。
畳は縁付と縁無の分類をしていますが、
昨今、縁なしの需要が多く、縁無畳の事を琉球畳と呼んでいるようです。
縁なし畳の材料として、
目積表(イ草)・大建工業・積水化学等々の工業製品も多数出回っています。
価格面での違いがありますので、工事時にご相談下さい。
「七島イ」を原料として作った表で、「七島イ」は「琉球イ」 「三角イ」「豊後イ」とも言われ、普通のい草の断面が丸いのに対し三角形の断面を持ち、
これを半分に裂いて乾燥させ、選別した上で麻糸を経糸に織上げます。
この七島イはもともと 琉球(沖縄)で栽培されていたものが、
鹿児島の南部から 大分に渡ってきたものです、そのときの名残で(琉球)から渡って来た七島イを用いた畳表を琉球畳と呼びます。
畳は縁付と縁無の分類をしていますが、
昨今、縁なしの需要が多く、縁無畳の事を琉球畳と呼んでいるようです。
縁なし畳の材料として、
目積表(イ草)・大建工業・積水化学等々の工業製品も多数出回っています。
価格面での違いがありますので、工事時にご相談下さい。