2023.01.01

断熱性・保温性

空気には熱を伝えにくい性質があるのは皆さんよくご存知ですね。
畳が、夏はひんやりと肌に心地よく、冬は暖かい空気を優しく保ってくれるのも、
畳が含んでいる空気のおかげです。
夏の空気は暑さを遮断する働きを、冬の空気は外の冷たい空気うぃ遮る断熱材の働きをすると同時に、室内の暖かい空気を保つ役目をしてくれるのです。
2023.01.01

弾力性

畳の上をはだしで歩いてみると、とても歩き心地がいいのを感じられるでしょう。
これは畳に適度な弾力性があるからなのです。
畳の表面のことを、畳表といいます。この畳表は、イ草という植物を編んだもの。
よく見るとこのイ草の表面には、薄い膜があるのがわかりますね。横から見るとデコボコの細かい縦じまがあります。
中身を割ると、まるでスポンジのようなフカフカしたものがつまっています。
そう、このフカフカの部分に空気がたくさん含まれているので、ほどよい弾力性が得られるのです。このため、歩くときに適度のかたさと柔らかさを感じるのです。
ほかの床材にない微妙な弾力性は畳ならではの性質。
よく畳の上にジュータンを敷いている家がありますが、これはダニ発生のもとになるので避けたいところです。
畳の上の暮らしは歩き心地がいいだけでなく清潔さでも優れています。はいはいが好きな赤ちゃんのいる家庭では特におすすめしたい、日本式ヘルシーカーペットです。
2023.01.01

襖の効果

ふすまは呼吸しながら室内の菌、アンモニアを吸着し空気清浄もしています。
そのために定期的に張替をお勧めいたします。
張替えによって新品同様に使用することも出来ます。
さらに、障子は直射日光をさえぎり、その光をやわらかく部屋全体の取り入れることが出来る、伝統のカーテンと言えるでしょう。
襖は部屋の間仕切りや押し入れなど、実用とインテリアを兼ねた建具として使われています。
2023.01.01

襖の役割

日本人の感性が生み出した、建具の種類で、
昔は「障子」という言葉が広い意味で用いられていたため、「襖障子」と呼ばれていました。
現在では、障子と襖は別のものとして区別され、自然の気配を感じたり、部屋を仕仕切ったり、使わないときには簡単に取り外したり、収納の目隠しになったりと部屋の用途に応じた対応が出来きるのが、襖の特徴です。